今週は私の好きなバラをご紹介
ガーデンサービスチャンネル宮城のエリアキーパー、東北ランドスケープデザインの岩崎です。(毎週水曜日更新中です)
今週は私の好きなバラをご紹介。
バラの魅力は、人それぞれに違うかもしれませんが、いろいろなバラを見ていると、その花の形と色は、実に芸術的であり、香りを嗅いでしまうとその魅力はより一層増しますね。
まずは、マダム・アルディ。
私は白いバラが基本的に好きでした(過去形)。その中でも、このバラの魅力はグリーンアイ(緑色の目)と呼ばれる白い花の中心が緑色になっている事です。
ロゼット咲きのこのバラは、オールドローズのダマスクに分類され、病気にも強く、やや日陰でも丈夫に育ちます。私は、やや日陰の場所のほうが、色や形の良い花をつけると感じています。
優美な、上品なといった形容詞がぴったりなバラです。
一季咲きなところのみが残念なところです。
続いては、アプリコット・ネクター。
モダンローズのフロリバンダに分類されるアメリカで生まれたバラ。
今年は色がいまいちでしたが、私のイメージするアプリコット色を表現してくれるバラです。
枝はあまり広がらず、高さも1メートルくらいなので、狭い場所や鉢で育てる事にも向いています。
四季咲きで香りも強く、耐病性もあり、お気に入りです。
花付きは多くありませんが、私はそのほうがいいかなとも思ってます。
続いては、ライラック色とかグレーピンクとかソフトピンクと言われていますが、私の感覚では薄い紫色といった感じのニュー・ウェーブ。
日本で作られたハイブリットティーのバラです。
名前の通りに花のふちが小刻みに波打つウェーブ状になります。
四季咲きで香りも良く、花付きも多いですね。
私は、この花の形や香りも好きですが、なんといってもこの微妙な色合いが好きで、とても癒されますね。
最後は、この間紹介したばかりですが、グラハム・トーマスで終わりましょう。
この黄色は、美しすぎる。始めて出会ったときにそう思いました。
イングリッシュローズを代表するとても優秀なバラだと常々感じています。