花と緑に癒されて。アズキナシ、チョウジソウ、シレネ・ユニフローラ、、、庭の住民さん
さわやかな風が吹き、新緑の緑とともに心が癒される、とてもいい季節になりました。
今年は例年に比べ、花の咲くのが遅いですね。
来週からは、バラが咲き始めてくれそうです。
まだかまだかと心待ちにしている今日この頃です。
それでは、
ガーデンサービスチャンネル宮城、東北ランドスケープデザインの岩崎のエリアキーパー日記を始めます。
今週は写真を多めにご紹介しましょう。
おむかいさんからのいただき物の黄モッコウバラ。
今、満開に咲いています。
福島に旅行した時に購入したガラスの花瓶とあわせて。
家の中にも、花があるっていいですよね。
幸せな気持ちになります。
いろいろな気持ちを込めて、感謝。
お次は、バラ科ナナカマド属の落葉高木、アズキナシ。
北海道から九州までの各山地に分布しているようです。
形の良い株立ちを見つけたら、おすすめしたいです。
花は写真のようにふわっとした感じです。
咲いている期間がもう少し長いといいンだけれどなー、と思ってます。
でも、葉の形がお気に入りです。
お次は、ブルーベリーさん。
花が釣り鐘状に咲き、とてもかわいいですね。
園芸店、ガーデンセンターでも多くの品種が出回っていますが、その地域ごとに、適性があるので注意が必要ですね。
耐寒性、耐暑性、自家結実種かどうか、実の大きさはどれくらいか、そして、土壌。
ブルーベリー専用の土や肥料も必要になってきますね。
でも、あまり気にしすぎるときりがないので、我々専門家にお任せするのもいいかもしれません。
どうも、ブルーベリーというと実の採取をメインに考えがちですが、実をとる農家さんを目指さず、花や紅葉も楽しめるおすすめの庭の落葉低木、とお考えいただいたほうがいいですよと、お客様にはお話ししてます。
続いて、ふ入りの葉のおすすめ植物のご紹介。
手前に見えるのは、何度かご紹介したビンカ・マジョール(フイリツルニチニチソウ)紫の花があざやかですね。
そして奥に見えるのはフイリオオベニウツギ。薄いピンクの花が咲き始めました。葉のふちに白い斑(ふ)が入りきれいですね。
花が終わった後も、楽しめるおすすめのふ入りの植物です。
続きまして、チョウジソウ。キョウチクトウ科の宿根草。
背丈は50センチほどになり、耐寒性があり、丈夫でおすすめです。やや半日陰に向いてます。
なんともいえないと花の色ですよ。
薄い青紫と言ったらいいのかな。
花は次で最後です。
この次は、庭のかわいい住民さん=カエルさんです。
苦手な方はこの次のシレネ・ユニフローラを見て終わりにしてくださいね。
花の形が特徴があって、かわいい花ですね。
陽の光に向かって花びらを大きく広げて、笑っているかのように見えます。
明るい性格なのかな、なんて思ったりして、元気をもらえますね。
ホームセンターなどでポットを見かけますが、地植えしても冬越ししますよ。
ただ、梅雨時期の蒸れには弱いですね。
それでは最後に、バラの葉の上で固まってるカエルさん
毎年、出会いを楽しみにしています。
今年も会えてホッとしています。
そうそう、この庭の住民さんとお会いすると、『かんがえるカエルくん』(作、絵 いわむらかずおさん)という絵本を読み返したくなるんですよね。