にっくき(憎き)バラゾウムシ!=クロケシツブチョッキリ
今週も、
ガーデンサービスチャンネル宮城の
東北ランドスケープデザインの岩崎がお届けします。
うーん、過激なタイトルをつけちゃったかな?
バラを育ている方ならご存知でしょうが、毎年この時期から出てくるバラゾウムシ(クロケシツブチョッキリ)を発見!!!
ってちょっと興奮気味ですが、まずは落ち着いて今週の草花情報から。
まずは、
銅葉の美しい、プルヌス システナ(=ベニバスモモ)さん。
放っておけば5m位まで伸びますので高木っていいかもしれませんが、私はなるべく切り詰めて、2m以内に抑えるよう考えています。
新緑のきれいなこの時期に、赤い葉が変化をつけてくれること、
さらに、こんなにかわいい、ちいさな、ピンクの花を咲かしてくれることがお気に入りです。
続きまして、メギ。
こちらも、冬に葉を落としますが、春の芽吹きがとてもきれいな園芸品種がたくさんありますね。
銅葉(赤い葉)や、黄色やオレンジ色に近い葉の品種もあります。
そして、ついつい見落とされがちですが花もかわいいんですよ。
枝にちょっと、トゲがあります。
結構痛いですが、毎年選定して伸びすぎないようにしてます。
この花の後、小さな実をつけます。
続きまして、
アネモネ シルベストリス。
アネモネは、球根で、赤、青、ピンクに八重咲きの物とたくさんの品種がありますが、
庭に植えるのにおすすめは、白のシルベストリスですね。
庭の小道に、白い花が次々咲いてくれます。
花の後に実がなり、風で飛ばされそちこちに広がってくれますよ。
最後に、グランドカバーにおすすめの、ハーブ。
タイム ロンギカウリス。
メンテナンス不要で、どんどんふえていきます。
ピンクの玉状に咲く姿もかわいいですよ。
そして、ハーブなので、香りがあることも大きな魅力です。
私は、人の通るところに植えて、自分が通ったり、お客様来たりする際に、敢えて少し手で触ったり、軽く足でなぞったりします。
すると、タイムのいい香りが、さーっと広がり、とても爽快な気分になりますね。
なんて、書いているうちに、にっくきバラゾウムシのことを忘れそうになりました。
バラを育てていて、花芽がしおれたり、落ちてしまって咲かない、という方いらっしゃいませんか。
そんな方は、是非、バラゾウムシ退治をしてください。
私は、朝少し早起きをして、チェックしています。
日中になると、気温が上がり動きが速くなり飛んで逃げますので、朝がいいです。
朝、気温が上がる前は動きが鈍いので捕まえやすいですよ。
見つけ方は、一度覚えると意外と簡単です。
まずは、新芽や花芽のある枝の先端を見てください。
葉や、花芽が茶色くなったり、しおれていたり、折れたりしていたらそこを重点的に観察してください。
黒か茶色のバラゾウムシが必ず潜んでます。
見つけたら、そーっと捕獲!!
その時に、ぽろっと落ちて逃げようとしますから、必ず下に手を添えてくさいね。
本当は、写真があればいいんですが、私は見つけるとすぐにでも捕まえないと気が済まないので、あまり写真が無いんです、、、。
というのもなんなので、先ほど見つけてきました。
でもピント合わせに苦労している間に、逃げられた、、、悔しいです。
この中央にいる虫です。
ピンボケでわかりづらいですが、わかりますか。
新芽や花芽が、こんな風になっていたら、まず間違いなく虫です。
よーく観察して見てください。
この苦労の後には、あのバラの花が待っていると思って頑張ってます。