2011/9/7
伸びないコニファー
ガーデンサービスチャンネル宮城のエリアキーパー、東北ランドスケープデザインの岩崎です。
今週は、花ではなくてコニファーのお話し。
お客様から、コニファーって何の木の事を言うんでしょうか?というご質問をいただく事があります。
コニファーというのは針葉樹(マツやスギ、ヒノキなど)を園芸用、観賞用に品種改良した木の「総称」を言うんです。だから、特定の木の名前ではないんですよ、とお答えしています。
さらに、コニファーって大きくなるんですよね、とのご質問も多いですね。
確かに、身近にある、マツ、スギ、ヒノキを想像していただければわかる通り、大きくなる木ばっかりですよね。
ここで本題。
伸びないコニファー?
そんなのありません。と言うと、身もふたもありませんねぇ、、、。
そこで、ご提案。
成長の遅い品種のコニファー。
これなら、いろいろあります。
上の写真は、マツ科(ピセア)トウヒ属(プンゲンス)のコロラドトウヒ、ホプシー。
葉がブルー(灰青色)の代表的な人気品種です。
葉の色が特徴的な事、形が逆三角形を保つ事、落葉しないので目隠しの要素がある事、そして、クリスマスツリーとなる事などから、シンボルツリーとしてのご要望が多くなりますね。
そしてお次は、
こちらも、同じマツ科トウヒ属。グラウカ グロボーサ。
ホプシーは6メートル位まで伸びる高木ですが、こちらは矮性種です。
成長が遅く、低木としてポイントに植えてあげるといいですね。
最後に。
マツ科マツ属のモンタナマツ オプヒル。
半球状の樹形で、枝葉が密生します。
今の時期は、緑が濃いですが冬になると、葉が黄色くなりきれいです。
こちらも成長が遅く、大きくならないコニファーです。
ウッドデッキの足元を隠してあげています。
おー時間がない、今日はこの辺で、、、。