季節の草花。カラミンサ、ブッドレア、カルーナ。
ガーデンサービスチャンネルみやぎのエリアキーパー、東北ランドスケープデザインの岩崎です。
今週は暑い時期に咲いてくれる草花のご紹介。
まずは、ハーブ。
この暑い時期にも花が咲き、鉢植えにも地植えにも向く、カラミンサ。
シソ科の植物で、耐寒性もあり、多少の日陰でも毎年花を咲かせてくれます。
花は少し青みがかった白で、たくさんの花を咲かせてくれます。
切り戻してあげると、秋までながーく楽しめます。
この写真では落葉樹(シャラノキとサルスベリの間)の下に植えています。
涼しくなったころに、カラミンサの隣のサラシナショウマが咲き始め、季節の移り変わりを感じます。
さて、お次は落葉樹のブッドレア。
フジウツギ科の植物。
ブッドレアは園芸品種、たまに空き地で実生(種から成長)で大きくなったブッドレアを見ますね。
これまた夏の暑い時期に、次々に花を咲かせます。
よく目にするのは、パープル(紫)色かな。
写真はアルバ(白花)です。
たまに、10センチくらいのビニールポットで売っているのを購入し、地植えして大きくなりすぎて困っているというご相談を受けます。
寒さにも強くどんどん伸びるので(5メートルぐらい)よく場所を考慮して、植えつけないといけませんね。
お次は、カルーナ。
ヒース、エリカ、カルーナってよくごっちゃになってしまいますね。
いずれも南アフリカやヨーロッパ原産のツツジ科の植物です。
かわいい、紫がかったピンクの花が咲き始めています。
穂先に花芽がたくさんついているので、これからも花を長く楽しむ事ができますね。
この写真のカルーナは葉の色の変化も楽しめる品種です。
この時期写真のように、やさしい深緑色ですが、寒くなってくると銀灰色(シルバーグレー)に変わっていきます。
ヒースにはたくさんの品種があります。
耐寒性に強く、梅雨時期の蒸れにも強い品種をおすすめします。
最後に、今週はながーく楽しめる花という事つながりで7月13日のエリアキーパー日記で紹介したラヴァテラ ホワイトサテンの写真を。